おしゃれの第一歩 : おしゃれと予算の悩ましい関係

みなさま、こんにちは。

お買い物をする時にまず考えるのは予算、という方は多いのではないでしょうか。

「予算がなければ、どんなお洒落だってできるわ！」という声も聞こえてきそう。

わかります、わかります。

良いものは高い、ブランドのものは高い。

だから自分が出せる範囲でお買い物をする。

本当はあまり素敵と思ってなくても、好きでなくても、仕方がないからという理由でお買い物をする。

お洒落の楽しさなんかどこへ。。

わかります。

では逆に。

高級なものはどんなものでもあなたを素敵に見せてくれるのでしょうか。

あなたが着ていて素敵な気分になり、周りから見ても魅力的に見えるものなのでしょうか。

もちろん、高級なものは質が高いものであることが多いため、身につけると上質感はあります。それだけでワンランク上に見せることはできます。

でも果たしてそれだけで　自分らしい外見でありスタイルがある　ということになるのでしょうか。

物を選ぶ際に大事なことは、値段にかかわらず、自分らしいものを選んでいくということです。

もちろん質は高いに越したことはない、でもそれだけではデパートのマネキンと同じ匂いしかしない装いになることは多いのです。

自分らしさ。

自分の好み。

自分の素敵な内面。

を外側に出すのに必要なことは、お金ではなく、物を選ぶ目　です。

値段に惑わされず、それが自分らしいのかな？ふさわしいのかな？自分のライフスタイルに合っているのかしら？と見抜いていく目です。

そういう判断力と美しいものを見抜く審美眼を育てること。

それがあれば、予算がない時でも自分自身であることができます。

購入の基準を予算だけにすると、残念ながら思い入れの薄いもの、セールや安売りのチグハグなものがクローゼットに溢れることに。。

長い人生の中で予算が沢山ある時もない時もそれぞれあるでしょう。

でもないからといって、全部諦めてしまうのはちょっともったいない。

服を選ぶときに、自分らしさを考えて懸命に選ぶことをするならば、きっとそのアイテムはあなたを素敵に見せてくれるはず。

「では、その判断力と審美眼はどう磨けばいいの？」

それはまた次の機会にお話しさせてくださいね。