2021年、年の瀬に人々にもらった温かさを振り返る
みなさま、こんにちは。今年も残すところわずか一日となりました。
12月の過ぎるのがなんと早いこと。倍速で進んでいるのではと思う流れの速さです。
今日はお洒落の話は脇におき。
一年を振り返ってのひとりごとです。
コロナの問題が始まってから、様々な意見や価値観の違いが浮き彫りになって、そこが同じでない人々の間にギスギスとしたものを生み出したなと感じます。
人との距離の取り方が物理的に変わったことが、精神的な距離の取り方にも影響したような。
人との間を柔らかにする笑顔はマスクに隠れて見えないし、価値観の違いからの激しい摩擦も増えましたね。
去年、今年とそういう空気の中で世界中の人とポストカードを送り合うポストクロッシングを始めました。
会うことのない身も知らぬ人に親切にする。温かい言葉を贈る。その人の希望を叶えるために行動をする。
そういうことをする機会は少ないという方が多いのではないでしょうか。
例え他人であっても目の前にいる人にする親切には感謝の言葉がついてくることが多いし、その人が嬉しそうにしてくれる姿にこちらも元気づけられる、だから全くの一方通行ではないような気がします。
でもポスクロの場合は、知らない人にポストカードを送る。
カードを送った後でお礼のメッセージは来ることは来るけれど簡単で短かったり、ポストカードが気に入ってもらえないことだって多い。
そして逆もまた然り。
それは実社会の中でももちろん山とある話で。
与えたものが、与えた人から同じだけ返ってくることなんてそうそうない。
それが人間関係の難しさですよね。
それでも。
予想以上に親切にしてもらうことがある。
ずっと探していたポストカードに、びっくりするほど書き込まれたメッセージ、沢山の美しい切手。
封筒にわざわざ入れられた小さなギフトたち。
猫好きの私へ向けて、猫のシールやマスキングテープが沢山貼られている。
与えた人ではない人から沢山を受け取りました。
それはきっと自分の放ったものは、期待した別のところからでもきちんと返ってくるということなのでしょう。
いつの時もやっぱり人の温かさや優しい言葉は心にも身体にも染み込んで、そして自分もそういうものを出せるようになりたいと思わせてくれます。
現代社会の中で増えつつあるネガティブなエネルギーを浄化できるのは人の優しさや温かさなんだよなぁと、今年は本当に痛感しました。
みなさまにとって今年はどんな一年でしたか。
いつもブログを見にきてくださっている方々、どうもありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いします。
新しい一年がみなさまに良きものを沢山運んできてくれますように。