ボーダーセーターをエレガントに着る。70代の冬のロングスカートコーディネート
みなさま、こんにちは。
段々と寒くなってきましたね。いかがお過ごしでしょうか。
先日手に入れたボーダーの薄手のセーター。
深いグリーンとブラックで、ボーダーがかなり太めなのでカジュアルなテイストです。
スタイリストKは無類のボーダー好き。
柄の中ではダントツの縞好きで、どんな縞もこよなく愛しています。
スポーティーにボーダーを着るのもとっても素敵ですが、70代としては少し抑え気味にを心がけ、今回はエレガントにまとめてみました。
スカートはHÉLIOPÔLE(エリオポール)。
裾が斜めになっていているところがお気に入り。
細かいチェックが秋らしくていい。やっぱり秋はチェックが着たくなります。
寒くなったら中にあったかいタイツを履いて、もしくはロングブーツを。
一見すると無地に見えるコーデ。
シックに装いたい時は落ち着いた色を使いますが、柄×柄なら地味にはなりません。
All photos by poppy
帽子は自分で製作したもの。トップスはフランス・シャンパーニュ地方の老舗ファクトリー、ルトロワ。
イヤリングはヴィンテージジュエリー、WEISSのもの。
かなりのキラキラですが今回のように地味なコーデに光を添えれくれます。
バングルはエスニックショップで購入した蝶が舞うデザインがとても素敵な作品。
マフラーはben alderのスコットランド製。どっしりと分厚くてこちらを巻けば寒さ知らずです。
ボーダーセーターも合わせるアイテムで女性らしく見せることができます。
カジュアルなデザインのセーターを選ぶ時は、素材はチャンキーではなく薄手でしっとりした仕上がりのものを選ぶのがコツ。
配色が抑えてあるボーダーやチェックは無地と同じようにコーデでき、退屈になりがちな秋冬の装いにちょっぴりアクセントを添えてくれますよ。
それでは今日はこの辺で。
引き続き素敵な秋をお過ごしくださいね。
眺めて楽しい。世界の国々の可愛い地図のポストカードコレクション①
みなさま、こんにちは。
東京は毎日快晴。最高に気持ちの良い日々が続いております。
本日はまたお気に入りのポストカードのご紹介です。
こんなにポストカードを集めたり眺めたり、世界中からもらったりしているのはきっと人生で初。
日常の中でちょっぴり世界と繋がっていられて、新しい芸術と出会える楽しい日々です。
今回は世界の地図のポストカードコレクションです。
可愛いイラストの地図が欲しいとポスクロのプロフィールに書いているのですが、親切なみんなのおかげで少しづつ集まりつつあります。
細かく描かれたその都市や街の有名なモニュメントや見所を一気に把握できる地図のカード。
その小さなカードを目を凝らして眺め、いつか行ってみたい!と夢見心地。
アメリカ-オレゴン州
北米西海岸にあるアメリカ33番目の州です。
1843年に開拓者などが訪れるまではネイティブ・アメリカンの部族が多く住んでいた場所。
イラストにも沢山の部族が描かれていますね。
左上の方に位置するポートランド。絶対に行ってみたい場所Wish listの一つ。
環境にやさしく、アートが盛ん、多くのクリエーターが住む都市です。
温暖な気候のためバラの栽培も盛んで、100年以上も『バラの町』としても知られているそう。地図にも薔薇が描かれてますね。
火山や常緑樹の森、砂漠などのワイルドな自然、野生動物も沢山。
このカードをくれた方はホエールウォッチングに行ってきたばかりで、なんと20-25頭のクジラに出会ったそうで、「圧巻だったわ!」と教えてくれました。
クジラ25頭なんて間近でみたら怖くて倒れそうな。。
でも間違いなく人生で忘れられない光景でしょう。
アメリカ・アイオワ州
アメリカ中西部に位置する合衆国29番目の州。
『マディソン郡の橋』や『フィールド・オブ・ドリームス』などの映画や小説の舞台となりましたが、どちらの映画も果てしなく続く広々とした農地が印象に残っています。
送り手の方によると、夏にドライブするとワイルドフラワーがそれはそれは見事らしい。
右上に描かれているように州のシンボルフラワーがワイルドローズですね。
ワイルドローズって育てたことがありますが本当に香り高いなので、それらが咲き乱れてたら一面もう素晴らしい空気なんだろうなぁ。
ドイツ・フランクフルト
ドイツの中央部に位置するドイツの商業、金融の中心地。
マイン川北側に観光スポットが集まっています。
ドイツ語は読めないけれど、フランクフルト大聖堂(Dom)とドイツらしい建物が並ぶレーマー広場(Romer)は見つけられました。
調べてみたら、ドイツ伝統の木組みの建物とても可愛い。
このカードをくださった方はなんとドイツ在住の日本人の方。
地図上にある秘密のお気に入りスポットを教えてくれました。
そして切手がこちら。
ドイツらしいデザイン。
ベラルーシ
東ヨーロッパに位置する共和制国家。人口940万人。
ベラルーシとは「白いロシア』という意味なのだそうです。
ポスクロではベラルーシは送付数が205カ国中、8位と手紙好きの方が多いよう。(ちなみに1位はドイツ、2位はロシア、日本は12位)
このカードはダイレクトスワップを申し込んできてくれた17才の女性からのもの。
ベラルーシの有名な建築が描かれています。
世界遺産のネスヴィジ城も中央に。
All photos by poppy
古いものが大好きだそうで、おばあちゃんの家からradiolaという蓄音器とラジオが合体したものをもらってきて嬉しすぎると絵を描いてくれました。上手!
そしてモモンガの切手のキュートなこと。
現在のベラルーシの恐ろしいニュースを聞いてとても心配。状況を聞いてみないと。
と、今回は5枚ご紹介しました。
こういう凝ったデザインは見飽きることがありませんね。
ご紹介したい地図たちはまだまだあるのでまた次の機会に。
それでは引き続き良い週末をお過ごしください。
秋は美術館へ。東京・東郷にある竹久夢二美術館へ行ってきました
みなさま、こんにちは。
東京は快晴が続く11月、いかがお過ごしでしょうか。
少し多忙な日々が続きご無沙汰しておりました。久しぶりのブログです。
先日、東京・東郷にある竹久夢二美術館へ行ってきました。
アカデミックな雰囲気がいいですね。
美術館までは徒歩10分といったところですが、この辺り一体、とても気持ちの良い空気が流れています。
夢二美術館と弥生美術館は併設されていて、弥生美術館を先に観ました。
開催されていた「谷崎潤一郎をめぐる人々と着物〜事実も小説も奇なり〜」という展覧会が思いの外興味深く、時間をとられます。。。
谷崎潤一郎という方の人柄はさておき。
信じられないような作品を生み出す人の生き方はやはりそういう生き方で。
その方を取り巻く人達にとってはとても苦しいものかもしれないけれど、でもその反面、人が生み出せないものを生み出すには非凡な人生であることは必然なのかも、と思いながら館内を周り。
谷崎氏の作品の登場人物をイメージしたアンティーク着物が並び目を楽しませてくれました。
そしてようやく夢二美術館へ。
こちらは展示が終わった出口にある、記念写真を撮ることのできる場所。
1884年生まれの夢二氏の世界は想像以上に素敵でした。
恥ずかしながら彼のことは美人画やイラストくらいでしか知らなかったのですが、詩人で、旅人で、沢山の恋をした人。
独学ながら(だからこその)独特の作風とレトロモダンなデザインは、彼だけの他と全く隔離された世界観。
彼の挿絵で詩が発表されていて、それがとても心に響きました。
絵の才能と共に言葉にも長けていらっしゃって、版画家の恩地孝四郎氏との書簡などの文章の可愛らしいこと。
繊細で、応援したくなるような素直さのある手紙なのです。
骨の髄までロマンティスト、彼の精神と生き方は寸分違わず作品にそのまま現れていました。
ミュージアムショップで購入したお気に入りの作品。
淡いパステルカラー。儚げで上品な色合いに美しい女性たち。
後ろのストライプ、当時のインテリアとしては珍しいと思うけれど、彼の創作なのでしょうか。夏のゆるい時間帯をさらりと描いていてとっても好み。
あれこれカードを買う予定でしたがピンとくるものがあまりなかったので、後日昭和に発売されていた葉書を探して購入しました。
All photos by Poppy
今でも全く色褪せません。
海外に飛び立たすために買ったのに、手放したくなくなってまたポストカードコレクションが増えてしまいそう。
ポストカードがお好きな方にはよくあることでしょう^^
その後また更に夢二氏のポストカードをずらりと手に入れたので、またの機会にご紹介しますね。
それではみなさま、最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続き素敵な秋をお過ごしくださいね。
秋は深い色が美しく見える季節。シックな色を楽しむブラウンコーデ。
みなさま、こんにちは。
11月に入りましたね。お休みの日をいかがお過ごしでしょうか。
今日は先日お出かけした時のコーデのご紹介です。
秋はシックな色合いがやはり美しく見えます。
今回は三色のブラウンでスッキリとまとめてみました。
前回着たマロンブラウンのトップスの着回しコーデです。
スカートはエリオポール。極厚の素材で赤みが絶妙なブラウン。
ロングブーツはパリの老舗シューズブランド、ロベール・クレジュリー。
Fashion photos by poppy
バッグはイタリア製。これも長く愛用しているもの。
ロングネックレスは銀座でプチプラで購入した無名のブランドのものですが、色使いが気に入っています。
手袋はSHIPSで購入したイタリア製。
小物は気がつけば輸入物が多くなっています。
というのも、やはり色味が違うから。
例えば赤といっても、色々な赤がありますよね。
艶やかだったり、渋かったり、カジュアルだったりと様々です。
どの色もそれぞれ美しいですが、異なるイメージを持っています。
日本の服の色出しは渋みがあって落ち着いたものが多いですね。
どんな色が好きかというだけでなく、その色のどんな色味が好きかということを気にしてみると、色とまた別の付き合い方ができるでしょう。
どんな赤が自分に似合う?ピンクだったら?グレーだったら?
と、お店で色味の違うグレーを選んで顔に当ててみるなどというのも勉強になるかと思います。
予算がなくて上質なものが手に入れられない場合は、色だけでも自分に合うものを選ぶということを心がけるときちんと素敵に見せることができます。
色を味方に。
自分のスタイルを見つけていけたらいいですね。
それではまた。
引き続き素敵な休日をお過ごしください。
photo from unsplash
ポスクロ : 海外のイラストレーションの自由な色使いに魅了されます
みなさま、こんにちは。
今日は東京は見事な秋晴れ、とても気持ちの良い一日でした。
今日は趣味のポストカードクロッシングのお話です。
ポスクロを初めて約3ヶ月。
以来、ポスクロのギャラリーを堪能しています。
気に入ったカードにはハートをつけて自分のFavoritesのギャラリーにまとめられるので、次々にチェックをしていると。
自分の好みがわかってきました。
なんといっても、いいなと思うカードはロシアが出どころというのが圧倒的に多い。
『何が自分の感性にひっかかってくるかは、出会ってみないとわからない』
といつも思うのですが、世界中から集まっているこれほどの数のポストカードを眺めてみると色々発見がありとても興味深いです。
今まで受け取ったカードは35枚ですが、ロシアから届いたのは3枚。
イラストのカードを希望している私の要望をしっかり汲んでいただけて、3枚ともイラスト!
写真1枚目はロシアの地図。水彩画で描かれています。
極厚の紙でものすごい上質感。
色使い素敵。
こちらをくれた女性の字の可愛さといったら!そしてその方の趣味がポールダンスということで、そのギャップにびっくり。
女の子の髪の色!
幻想的な色合いと表情がなんともいえません。
この方は蘭の切手を貼ってくれました。
文字も極細の流れるような筆記体で今まで見た中で一番美しい手描き文字でした。
そして私のお気に入りのこのカード。
この自由な構図と色使い。
魚を眺めているのか水槽越しなのか海の中なのかわからないけれど、この大胆さがとっても好み。
自分が魚を眺めている女性の絵を描くとしたら、どうしたってこんな構図は描けない...。
このイラストを見ていると、なんだか自由さが伝染してきて元気が出ます。
そしてこちらはロシアではなく、リトアニアから。
猫好きの私の好みを汲んでくれました。
色がやっぱりいいなぁ。
このカードには実は不思議なエピソードがあるのですが、それはポスクロを始めて2回目のこと。
ポスクロは誰に送るか、誰からもらうかは自分では選べない、だからなんだかシンクロニシティのような、不思議なことが度々起こるのです。
私に2回素敵な出来事が起こったように、私が出すポストカードも誰かの喜びや新しい発見、時に何か特別の感情を引き起こすものであるといいなぁと思いながらカード選んでいます。
遥か彼方に住んでいる、見知らぬ誰かの一日をちょっと嬉しくできますように。
そんな想いも込めて楽しんでいる、小さな趣味のお話でした。
西新宿をお散歩しました。VERMEIL par iénaの大人のためのデニムロングスカート
Photo by Poppy
みなさま、こんにちは。
今日は西新宿界隈をお散歩しました。
春に手に入れたデニムのロングスカートは今一番のお気に入りです。
日本橋高島屋で手に入れたヴェルメイユ パー イエナ。
デニムがカジュアルですが、カッティングがエレガントなので子供っぽくなりません。
ロングスカートを選ぶ時はカッティングを重視するといいですね。
面積が大きいものは思う以上にシルエットが目立つので、身体に沿わないものや必要以上に大きいものはバランスをとるのが難しくなります。
スタイリストKは身長155cm。
背が低いためコーディネートではバランスを最も気にかけます。
今回はトップスを小さくまとめて、長いスカートとのメリハリをつけて。
トップスはフランス・シャンパーニュ地方の老舗ファクトリーLetroyes(ルトロワ)。
薄手のポロニット。シンプルなデザインですが考えられたシルエットと上質感が魅力です。
帽子はオリジナル。
イヤリングは1950年代のヴィンテージ。
ストールはインドのカンタ刺繍が美しい裏表違う柄のもの。
シルクなので温かくそして軽いです。
カンタ刺繍のストールは本当に使い勝手が良いので何枚も持っています。
カーキ色のブーツはニューヨークのブランドSteven Madden。
沢山歩いた後は、美味しいパンを買って帰宅。
秋は食べ物も美味しく感じますね^^
それでは今日はこの辺で。
良い一週間となりますように。
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旅先でジュエリーを買う。記憶を閉じ込めるための小さな物たち
みなさま、こんにちは。
今日は東京は冷たい雨。今年一番の寒さらしく、なんと薄手のダウンで外出しました。
みなさまはどんな時にジュエリーを購入されますか?
気に入ったものと出会った時はいつでも!という方がもちろん沢山いらっしゃると思いますが、他にどんな理由があって購入されますか?
仕事で結果が出せた時とか、何か頑張ってやり切った時とか、自分にプレゼントしてあげたい時などでもありますよね。
リングでもピアスでも、 何かその時の気持ちを覚えていられるようなもの。
女性が恋人からジュエリーを貰って嬉しいのは、その時の彼の気持ち、もしくは二人の気持ちが籠っている気がするからなのかもしれません。
それを見るたび二人の時間を思い出すことができて幸せな気持ちになる。
それは友達からでも、家族からでも同じで、他のプレゼントとは種類の違う喜びをジュエリーはもたらしてくれるような気がします。
そんなジュエリーですが、私は旅先(特に外国)では必ず何か特別と思えるものを手に入れるようにしています。
気に入った街の気に入ったお店で手に入れたら、帰国を待たずすぐに使い始めます。
一緒に旅を続ける感じです。
そうすると旅の写真にも残ることになるし、ただその国で買ってきた、ということではなくて、その旅した時の臨場感や空気感みたいなものがそのジュエリーに閉じ込められるような気がするのです。
私の一番大切にしているピンクトルマリンのパヴェリングは、20代初めにパリのヴィンテージジュエリーのお店で購入したもの。
一目惚れでしたが、お店が入りにくさ満点の重厚な雰囲気で、ありったけの勇気を振り絞って入店したのを今でもありありと思い出します。
購入したはいいけれど、その華やかな美しさは当時の自分ではまだつけこなせないような気がして何年も何年も眠らせておき。
年齢を重ねるにつれ、時折つけられるようになり、ある時からなんの躊躇もなく毎日つけられるようになりました。
いつ身につけても、夢がいっぱいだった当時の自分に引き戻してくれる特別なリングです。
ジュエリーは年齢や流行から比較的自由ですので、若い頃買ったものを、10年、20年使い続けてもいい。
リングは特に重ねてつけられますから、恋人との記念日の度に細いリングをプレゼントしてもらって、少しづつ増えるそれを楽しみにする、なんてこともできますよね。
両手に想い出を語るものがあるのはロマンチック、やっぱり^^
気がつけば時は流れるし、自分自身も変わっていきます。
夢や好奇心が溢れたまま歳をとることは簡単なことではないし、恋人や夫に対してのロマンチックな感情も水を与えなければ薄れていくのが自然なことかもしれません。
でも、その瞬間の空気を内側に保ってくれるジュエリーは、忘れたくないものをいつでも思い出せてくれる。
身につけられるタイムカプセルと、私は密かに思っています。
みなさまにも大切なジュエリーはありますか。
雨の日はそんなジュエリーを磨きながら想い出に浸ってみるのもいいですよね。
それではまた。
素敵な週末をお過ごしください。
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