切手はアート。イタリアより届いた創立100周年のGUCCIやBVLGARIの記念切手たち

f:id:oshare-essence:20211014124157j:plain

 

みなさま、こんにちは。

東京は今日は快晴。気持ちの良い秋日和です。

 

さてさて。

 

みなさま、突然ですが、ポストクロッシングという会をご存知ですか?

私は数ヶ月前に知り迷わず入会、目下とても楽しんでいます。

 

ポスクロとは、簡単にいってしまえば、世界中にいる会員とポストカードを送り合うという趣味の会です。

209カ国、約80万人がメンバー。日本人メンバーは約1万1千人。

2005年に発足、入会は無料。

 

カードや手紙、アート、異文化交流が何より好きな私ですが、なぜ今までこの会に出会わなかったのか...。

若干悔やみながらも、恐る恐る参加してみました。

 

システムとしては、

 

機械により無作為に選ばれるメンバーさんのアドレス宛にカードを送る

メンバーさんが受け取ったらカードのIDを登録

すると私のアドレスが世界の誰かに送られて、1-2週間後に日本にカードが届く

届いたらIDを登録

 

自分のカードがID登録されると、次の送り先のアドレスをリクエストできる。

 

というような仕組み。

 

基本的にやり取りは一方通行。

見知らぬ人にカードを送り、見知らぬ方からカードを貰います。(その方のプロフィールは見る事ができます。)

それの何が面白いのか、というのはまた次の機会にとして。

その一回だけのやりとりとは別に、ダイレクトスワップという相手に直接申し込んで住所を教えてもらいやりとりするという方法があります。

 

ダイレクトスワップがOKかどうかは各自のプロフィールのページに明記できるのですが、体感的にいうと、NOの人が多いような感じかな。

 

私はOK派。

機械が選んでくれる偶然の出会いもワクワクしますが、同時に、感性が合う友人を世界中に見つけたい。

 

幸運にも少しずつ申し込みをいただき、数人の方とスタートしたところ、その内の一人の方から予想を越えたギフトをいただきました。

 

ダイレクトスワップ、カードを一枚送るのだと思っていたら。

 

 

大きな封筒が届きました...。

 

 

f:id:oshare-essence:20211014123006j:plain

 

ブルガリの切手!!!

 

 

この封筒を手にした時の嬉しさ。

 

f:id:oshare-essence:20211014123014j:plain

 

細部まで美しい。

 

そして中を開けると。

ポストカード3枚に未使用の切手8枚。

 

f:id:oshare-essence:20211014122950j:plain

 

グッチ生誕100年の切手。2021年9月に出たばかりの限定品。

1966年にVittorio Accornero de Testa氏により創作された花柄で、その後何度も様々な製品に使われたというデザイン。

 

ブルガリ125周年の切手。これは2009年に出た限定品で、1965年のヴィンテージネックレスのよう。

 

f:id:oshare-essence:20211014123050j:plain

 

フィレンツェダビデ像に、作曲家エンニオ・モリコーネ!!!大ファンです。

 

f:id:oshare-essence:20211014123029j:plain

イタリア統一150周年。

ベネチア誕生1600年記念。

小さな切手は歴史あるものだそう。

 

 

どれもとても美しい。

目を凝らして眺めております。

 

そしていただいたカード。

 

f:id:oshare-essence:20211014123107j:plain

f:id:oshare-essence:20211014123124j:plain

f:id:oshare-essence:20211014123129j:plain

イタリア、ベルガモ世界遺産

そこに住んでいる22才(!!!)の男性が送り主です。

クラシック音楽と映画をこよなく愛しているそう。大人っぽいセレクト。

 

(こんな凄いセレクションをいただいたら、何をお返しすれば良いのか。。。)

 

 

日本の切手も目を見張るものが沢山ありますよね。

私自身は切手は全くの初心者ですが、ポスクロを始めてから未使用の古い切手を人に贈るために集めています。1970年代くらいの切手が特に好きです。

 

切手はその国のトップの作品がモチーフになったり、トップデザイナーの方が採用されたりするのでしょうから、本当に芸術的です。

たった数センチ角の中に描かれている小さな本物のアート。

 

少しずつ集まってゆく小さなアートを心待ちにする。

新しく増えた、日々の楽しみのひとつとなりました。 

 

 

「人に手紙をかく事と人から手紙をもらう事が大すきである」(夏目漱石